竹本健治(日1954〜)
兵庫県相生市生まれ、東洋大学中退。1977年(昭和52年)に「匣の中の失楽」を探偵小説専門誌「幻影城」に連載してデビューを飾る。この作品は「虚無への供物」を意識し、「虚無への供物」の著者である中井英夫の推薦を受けたもので、新人としては破格の扱いであった。
「匣の中の失楽」は所謂メタミステリであり、「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」「虚無への供物」と並び称され、その後の新本格ミステリにも多大な影響を与えたとされる。
趣味の囲碁の実力は相当なものであるといわれ、第2作は「囲碁殺人事件」、さらに「将棋殺人事件」「トランプ殺人事件」とのちにゲーム三部作と呼ばれる作品を相次いで上梓する。1980年代後半からはSFや幻想小説にも活躍の場を広げ、1991年(平成3年)には疑似推理小説(ミステロイド)と称する大作「ウロボロスの偽書」を刊行した。

匣の中の失楽…竹本健治のデビュー作で、四大奇書とも呼ばれる1200枚の大作。

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