下村明

下村明(日1922〜?)
生年以外はまったくわかっていない幻の作家。1955年(昭和30年)に黒帯三国志でデビューしたらしい。全部で20篇弱の著作が確認されているが、初期は柔道小説、中期はアクション小説、後期は本格ミステリと活動期により明確に分かれる。
本格ミステリは1959年(昭和34年)発表の「殺戮者」以降で、「風花島殺人事件」「木乃伊の仮面」「死者の夜」の4長篇があり、木乃伊の仮面には「消された記憶」が併録されている。
評論家の山前譲氏が、1997年に光文社文庫から発行された「本格推理マガジン 硝子の家」のなかで、必読本格推理30篇のなかに「風花島殺人事件」を挙げ、それまで忘れられた存在だった作家作品に一躍光が当たり、2015年に戎光祥出版からミステリ珍本全集の1巻として3長篇が復活した。

風花島殺人事件…日下三蔵編ミステリ珍本全集第8巻で復活。
Mystery Collection Mainにもどる
The Road Site Main Pageにもどる

Last modified -