輪堂寺耀

輪堂寺耀(日1917〜1992)
長い間幻の作家であったが、探偵雑誌のコレクター若狭邦男氏によりメキシコに在住して歯科医をしていることがわかり、若狭氏はメキシコで本人に会いインタビューにも成功した。若狭氏は、東京創元社が1988年に公募した「鮎川哲也と十三の謎」の最終巻に垂木鱗太郎の名で応募した作品に、インタビューの内容を盛り込んだ。
これが長年にわたり幻の探偵作家をことをライフワークにしていた鮎川氏の目にとまり、雑誌EQに「歯科医がとらえた輪堂寺耀の正体」としてインタビューが掲載された。
輪堂寺耀は戦時中の1942年(昭和17年)に冒険小説「印度の曙」でデビューし、戦後は1947年(昭和22年)から主に雑誌「妖奇」に短編を発表しはじめ、尾久木弾歩や東禅寺明などの名でも作品を書いた。短篇や連載長篇などいずれも「妖奇」に発表し、1953年(昭和28年)ごろを最後に筆を折った。

十二人の抹殺者…幻の長篇「十二人の抹殺者」と初単行本化の中篇「人間掛軸」の2作。


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