永遠の館の殺人

コロンビア人、アメリカ人、アフリカ系カナダ人、アルゼンチン人、ヒスパニック系アメリカ人、中国人…と次々に外国人の女、それも売春を業とする女たちが殺された。
現場は都内のホテル、店に電話が来てホテルに派遣されたり、街で声をかけられたりと様々だったが、いずれも部屋の中でナイフで喉を切り裂かれたうえ、死体は無惨に切り刻まれた状態だった。
相次ぐ殺人事件に警察は避難の矢面に立たされたが、犯人は巧妙に立ち回り、手掛かりはほとんどなかった。ただホテルの監視カメラや目撃情報などから、犯人は女であることは間違いがなかった。
一方I県の竜飛岳スキー場では、板垣和馬が新垣ヒカルのことを殺そうと計画していた。いや、和馬がスキーには一切興味のないヒカルをスキー場に誘ったのも、ここを殺害現場とするためだった。
計画は簡単で、ヒカルを立入禁止区域に誘い込んで遭難に見せかけるというもので、動機はヒカルうっとくしく感じたからだった。最近和馬に新しい彼女ができヒカルと別れたかったのだが、ヒカルは絶対に別れてくれるような女ではなかったのだ。
竜飛岳スキー場には人はほとんどいなかった。ヒカルはブーブーと文句を言っていたが、ウサギを見つけると目の色を変え、その跡を追い掛けた。ヒカルは小動物が大好きだったのだ。
そしてそのまま立入禁止区域に自分から入って行ってしまった。和馬も跡を追って立入禁止区域へ入った。だが、そのとき突然の足元の雪が崩れ、2人は谷底に落ち込んだ。
幸い2人とも怪我はなく、装備も荷物も無事だったが、その直後に天候が急変し猛烈な吹雪となった。さらに2人は雪の壁に阻まれて元へと戻れなくなってしまった。そこで2人は吹雪の中、川に沿って歩き始めたが、いつしか道を見失てってしまう。
いよいよ雪中での夜明かしかと思い始めたころ、前方に一軒の大きな家が見えた。2人は必死にその家に向ったが、その家では2人を助けることを拒絶し、家の中にすら入れてもらえなかった。それどころか電話すら貸してくれない。2人は必死に頼み込み、雪がやんだらすぐに立ち去るという条件で家の中に入れてもらった…
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