深谷忠記(日1943〜)
昭和18年東京都で生まれ千葉県で育つ。東大理学部卒業の秀才で、推理小説の魅力にとりつかれて創作を始め、昭和57年に江戸川乱歩賞に応募した「ハーメルンの笛を聴け」が候補作となる。昭和60年には「殺人ウィルスを追え」で第3回サントリーミステリ大賞佳作入選。
その後矢継ぎ早に作品を発表し、第6作「信州・奥多摩殺人ライン」からは天才数学者黒江壮と出版社文芸部員笹谷美緒のコンビによるアリバイ・トリックをメインに据えた作品を多く世に送る。
さらに歴史ミステリにも手を染め、平成12年ごろからは社会派本格ミステリを多く手がける。

成田・青梅殺人ライン…「西多摩殺人事件」を改題した作品。高校生と家庭教師の連続殺人事件の裏には試験を巡る不正事件が…
0.096逆転の殺人…密室、アリバイ、自殺に見せかけた他殺など随所に本格ミステリ要素が満載
信州・奥多摩殺人ライン…美緒&荘初登場の長篇アリバイ崩し
阿蘇・雲仙逆転の殺人…バラバラ殺人事件と受験詐欺事件が一つに結びつき、アリバイ破りへと続いていく。
南房総・殺人ライン…作者曰く「永遠の謎である女性像を、復讐殺人という題材を借りて描いてみた」
札幌・仙台48秒の逆転…黒江壮&笹谷美緒の活躍するアリバイもの
アリバイ特急+−の交叉…宮崎、札幌、東京と連続して起きた殺人は復讐殺人なのか?
南紀・伊豆Sの逆転…南紀白浜と伊豆下田で起きた殺人事件のつながりは…
津軽海峡+−の交叉…容疑者と被害者が上下の青函連絡船ですれ違っていた。
一七七文字の殺人…殺人事件の捜査が難航するなか、警察に届いたのは天地子我の4つの漢字で綴った暗号だった。
「法隆寺の謎」殺人事件…ブルートレイン「はやぶさ」180秒の逆転のサブタイトルが着く逆転シリーズ第5弾。
弥彦・出雲崎殺人ライン…ダイイングメッセージ「ヤヒコニ イッテ ウラ」とは…
「邪馬台国の謎」殺人事件…古代史最大の謎ともいわれる邪馬台国と密室殺人。
寝台特急「出雲」+−の交叉…出雲で女が殺された時刻、容疑者は上り寝台特急出雲の中にいた。
ハーメルンの笛を聴け…「笛吹き男伝説殺人事件」の副題。深谷忠記の実質的デビュー作で昭和57年の江戸川乱歩賞候補作。
「万葉集の謎」殺人事件…万葉集を巡る旅の途中、美緒の目の前で起きた殺人事件。
詩人の恋 信州殺人事件…死体は白秋の詩「落葉松」を暗示するように落葉松の幹を抱え、若葉を咥えて死んでいた。
指宿・桜島殺人ライン…フーダニット作品。奥多摩で起きた殺人の原因は7年前の鹿児島の未解決らしいが…
札幌・鈴蘭伝説の殺人…壮と美緒は脇役、主役は勝刑事。公園で発見された死体には鈴蘭の花が…
熱海・黒百合伝説の殺人…寝台特急の個室で絞殺された死体には、黒百合の花が添えられていた。
北津軽 逆アリバイの死角…絶対にどこでも交差しない2本の寝台特急の片方には被害者、もう片方には犯人が…
踊り子の謎 天城峠殺人交差…伊豆天城峠で起きた2件の殺人事件。被害者2人がここで交差したことにより事件は複雑に…
函館・芙蓉伝説の殺人…雨に夜に死んだ若い男のダイイングメッセイジは「函館の青柳町こそかなしけれ・・・」という啄木の歌だった。
伊良湖・犬山殺人ライン…双生児、アリバイ、過去の事件、謎のメモと数々のミステリーの主要な要素がキーワードに…
人麻呂の悲劇…副題には「人麻呂・赤人同一人説殺人事件」とあり、柿本人麻呂と山部赤人同一人説が大きなテーマ
萩・津和野殺人ライン…美緒は壮に連れられて壮の故郷の萩へ、そこで待っていたのはまたしても殺人事件。
飛鳥殺人事件…美緒&壮が登場しないノン・シリーズ作品。
倉敷・博多殺人ライン…倉敷で起きた編集者殺人事件に盗作疑惑が絡んで…
釧路・札幌1/10000の逆転…釧路湿原に放置された車のトランクから、女性の死体が見つかった。
鳥取・尾道殺人ライン…鳥取砂丘で美緒の女子大時代の友人が殺され、砂に上にはダイイングメッセージが…
横浜・修善寺0の交差…半七捕物帳で名高い岡本綺堂の名作「修善寺物語」のままに展開される殺人…
五十年目の序章…美緒&壮が登場しないノン・シリーズ作品。
能登・金沢30秒の逆転…能登から金沢を舞台にした正統アリバイ崩し。
長崎・壱岐殺人ライン…壱岐に観光に出かけた美緒だったが、やはり殺人事件に巻き込まれた。
平城京殺人事件…奈良時代を舞台に長屋王の自尽の謎に迫る異色作。
安曇野・箱根殺人ライン…信州安曇野の別荘で、女社長の死体が見つかった。
札幌・オホーツク逆転の殺人…北海道で見つかった他殺焼死体から事件は二転三転のフーダニット。
佐渡・密室島の殺人…読者への挑戦状付きの長篇で、佐渡島全体を密室に見立て、それにアリバイを絡ませた凝った作品。

Mystery Collection Mainにもどる
The Road Site Main Pageにもどる

Last modified -