エリザベス・フェラーズ(英、1907〜1995)
ビルマのラングーンで生まれた、のちに英国に戻って結婚し、主婦業の傍ら作家活動に入ったフェラーズは、50年以上に渡って創作を続け71作の長篇と2冊の短篇集を残した、息の長い作家である。
日本での紹介は遅れ、その作品のほとんど未訳であったが、1998年から創元推理文庫で徐々に紹介が始まった。初期作品はトビー・ダイクを探偵役にしたパズラーものが中心、中期は探偵役が登場せず女性キャラクターが主人公の作品、後期は再び探偵ものの本格作品を書いたと言うが、まだ本邦では紹介途上の作家である。

猿来たりなば…女性誘拐事件に出馬した探偵は、チンパンジー殺しの謎を解く羽目に。
細工は流々…舞台は典型的な英国の片田舎、個性的な人々が織りなす 古き良きミステリ。
さまよえる未亡人たち…中期のフーダニットもので、最後のページまで面白く読める。
自殺の殺人…本格ミステリ黄金時代のどこか懐かしい哀愁が漂う作品。

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