アール・デア・ビガーズ(米、1884〜1933)
ホノルル警察の中国系アメリカ人、チャーリー・チャン警部の生みの親として有名なアール・デア・ビガーズは、1884年にオハイオ州ウォレンに生まれ、ハーヴァード大学を卒業後、ボストンの新聞社に入りコラムや演劇を担当した。職業がら演劇に触発されて劇作やその原作となるロマンチック・ミステリを書いたが、1925年に「鍵のない家」でチャーリー・チャンとともに本格ミステリの世界にデビュー。
当時の米国はまだ人種差別の色濃く、特に黄禍論で東洋人は悪役であったが、あえてビガーズは中国系の人物を主役に据えた。チャン警部は控えめでことわざや格言を多用し、子だくさんでユーモラスな風体は、ビガーズの平易な筆とともに人気を集めた。ビガーズが書いたチャン警部物は6作のみであったが、映画化しやすいキャラクターのチャン警部は、映画の上でも人気を博し、オリジナル脚本も含めてその作品は40本を超えるという。

チャーリー・チャンの追跡…サンフランシスコを舞台とした、チャン警部物ではもっとも評価の高い作品。
チャーリー・チャンの活躍…客船での世界一周旅行団に起きた殺人事件を追うチャン警部。


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