ドロシー・L・セイヤーズ(英、1893〜1957)
クリスティと並ぶ代表的な女性ミステリ作家であるセイヤーズは、人気ではクリスティには及ばないものの、筆力や人物描写ではクリスティ以上と言われている。
主として貴族探偵ピーター・ウィムジイ卿を主人公とする作品が書かれているが、全体の作品数は多くはなく、1937年の「忙しい蜜月旅行」を最後に作品を発表しなくなってしまった。
作品としてはストリーで読ませるものが多く、トリッキーなものはない。そのために本格ミステリとしてはやや面白みにかける嫌いの作品もある。
ながらくわが国への紹介が遅れていて、名前だけが先行していたが、近年創元推理文庫で続々と新訳で刊行され容易に読めるようになった。

誰の死体?再読改訂しました。デビュー作品で、全篇ウィットにとむ。死体の謎が全て。
雲なす証言再読改訂しました。ミステリとしては疑問符が…
不自然な死再読改訂しました。レストランで知り合った医師の話は、3年前に田舎町で死んだ老婦人の話だった。
ベローナ・クラブの不愉快な事件再読改訂しました。ベローナ・クラブでいつの間にか息を引き取った老将軍の死は、思わぬ問題となった。
毒を食らわば再読改訂しました。ピーター卿が愛を告白した女性は、殺人事件の被告だった。
五匹の赤い鰊再読改訂しました。スコットランドで展開される、アリバイとフーダニットの世界。
死体をどうぞ再読改訂しました。ピーター卿の思い人ハリエット・ヴェインが旅行中に死体を発見。
殺人は広告する…セイヤーズ自身が身を置いた広告業界の事件。
ナイン・テイラーズ…セイヤーズの代表作とされる、英国の田舎の教会を中心に起こる事件。
学寮祭の夜…セイヤーズ最大最長の作品。ラストは感動的。
ピーター卿の事件簿…創元推理文庫独自の編纂の短篇集。
顔のない男…ピーター卿の事件簿U創元推理文庫独自編纂の短篇集。「ジュリア・ウォレス殺し」と「探偵小説論」も収録。


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