陳舜臣

陳舜臣(日、1924〜2015)
神戸市生まれで、後漢の地方官で公平無私な人物と慕われた陳寔(ちんしょく)の末裔で、陳家の35代と称する。大阪外国語学校でヒンディー語、ペルシャ語を学び、1943年に繰上卒業後は同校付属の西南亜細亜語研究所の助手となった。
終戦により日本国籍を失い退職後、台湾国籍を得て一時台湾に渡る。再び来日して神戸に住み、1961年中国人探偵陶展文が活躍する「枯草の根」で第7回江戸川乱歩賞授賞。
1968年には「青玉獅子香炉」で第60回直木賞、1970年には「玉嶺よふたたび」「孔雀の道」で第23回日本推理作家協会賞を受賞する。1967年に歴史小説の大作「アヘン戦争」を上梓し、中国の歴史を題材にした多くの著作を発表し、高い評価を得た。
また中国古典の翻案や三国志、水滸伝なども表し、「中国五千年」「中国の歴史」「中国の歴史・近現代編」などわかりやすい中国史の著作も執筆した。2015年老衰により90歳で死去し、従四位を追叙された。

枯草の根…第7回江戸川乱歩賞受賞作で、探偵陶展文をはじめ、登場人物の大半が中国人で構成された作品。

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