コリン・デクスター(英、1930〜)
現代本格派を代表する作家の一人。トリックよりプロットで読ませる作家で、探偵役のモース主任警部が事件に対して試行錯誤を繰り返し、クロスワード・パズルを解いていくように謎を解いていく作品群は本格ファンから高い評価を得ている。
デクスター自身もクロスワード・パズルのカギ作りのチャンピオンタイトルを数年間保持したほどのクリスワード好きで、作品中にもクロスワードがしばしば登場する。
寡作で長篇13作は全てモース主任警部が探偵役で、全編早川書房から邦訳が出ている。主人公モース主任警部はオックスフォードのテムズ・バレイ警察勤務で、事件の舞台もオックスフォード周辺で、デクスター自身も中学で教師を務めた後、オックスフォード地方試験委員会に勤務した。
「死者たちの礼拝」「ジェリコ街の女」でCWAシルヴァータガー賞、「オックスフォード運河の殺人」「森を抜ける道」でCWAゴールドタガー賞受賞。

ウッドストック行最終バス…デビュー作。オックスフォード郊外でヒッチハイクした2人の女性の運命は…
キドリントンから消えた娘…突然消えた女学生は生きているのか、死んでいるのか、モース警部ととも論理の森へ…
ニコラス・クインの静かな世界…地方試験委員会に勤務しているデクスターが、ホームとも言うべき試験委員会での殺人を描く。
死者たちの礼拝…名門教会での連続変死事件を描く、1979年シルヴァー・ダガー賞受賞作。
ジェリコ街の女…モース警部の心を捉えた女性が自殺…1981年シルヴァー・ダガー賞受賞作。
謎まで三マイル…すっきりとした筋立てと、犯人、被害者両者のフーダニットの新鮮味のある作品として評価が高い。

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