クリスチアナ・ブランド(英、1907〜1988)
アンソニー・バウチャーに「ブランドに匹敵する作家を探すとすれば、クリスティ、クイーン、カーといった巨匠たちの中で見つけるしかあるまい」と言わしめた、クリスチアナ・ブランドは1907年英領マラヤで生まれ、子供時代をインドで過ごす。
その後イギリスに戻ったが17歳の時に父親が破産し、保母、家庭教師、洋裁店店員、ホステス、ダンサー、秘書など職業を転々とした。洋裁店店員のときの経験から「ハイヒールの死」を書き、それが出版されるや一躍人気を得、黄金期を受け継いだ英国女流作家として地歩を築いた。
「緑は危険」「ジュゼベルの死」「はなれわざ」などが代表作とされ、いずれもパズラーとして完成度が高く、見事なプロットやミスディレクションが評価されている。

ハイヒールの死…デビュー作。ロンドンの衣装店で毒殺された女性の死の謎。
切られた首…コックリル警部初登場作。死体の首の切断という、ブランドらしくない作品。
緑は危険…ブランドの代表作。ハウダニット、フーダニット、ホワイダニットの3つが見事に絡み合う。
自宅にて急逝…金持ちの老人のところに集まった親族一同、そして遺言状の書換えを老人が宣言した夜に老人が殺された。
ジェゼベルの死…展示会の野外素人劇の最中に起きる不可能犯罪。完成度の高いパズラーで代表作の一つ。
猫とねずみ…サスペンス味の強い作品で、コックリル警部は登場しません。
はなれわざ…休暇で地中海の島国を訪れたコックリル警部が殺人事件に遭遇。

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