バロネス・オルツィ(英、1865〜1967)
バロネスとは女性の男爵のことで、本名はエマ・マグダレーナ・ロザリア・マリア・ジョゼファ・バーバラ・オリツィといいハンガリーの貴族の家柄に生まれた。名門であったが農民の反乱によりハンガリーを追われ、ブリュッセルやパリを経て最終的にはロンドンに落ち着いた。
ロンドンでの生活は苦しかったが、夫とともに書き上げた「紅はこべ」が舞台で成功し、一躍脚光を浴びる。現在でも欧米ではフランス革命を舞台にした冒険ロマンである紅はこべの作者としての知られているようである。
ミステリでは安楽椅子探偵として名高い「隅の老人」と女性の警察官レディ・モリーを探偵とするシリーズで有名で、どちらも最初期の安楽椅子探偵、女性探偵である。
隅の老人誕生の背景は、当時シャーロック・ホームズがストランド・マガジンで大人気を博しており、そのライバル誌であるロイヤル・マガジンの懇請により、ホームズをまったく連想させない探偵としてオリツィが考え出したものだという。

隅の老人の事件簿…安楽椅子探偵として有名な名もわからい老人「隅の老人」の探偵譚。


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