天城一(日1919〜)
天城一は1919年(大正8年)東京生まれで、本業は数学者であり、数々の論文を発表し大坂教育大学名誉教授を最後に退官した。
本業の傍らで1947年短篇「不思議の国の犯罪」でデビューし、以後短篇を中心に発表。1955年までに20作以上の短篇を発表したが、長篇「圷家殺人事件」を最後に本業の多忙を理由に創作を休止。
その後20年ほどの休筆期間をおいて1974年に「冬の時代の犯罪」でカムバックする。その作風は密室やアリバイなど本格志向で、独特の文体で書かれることが多く、熱狂的なファンも多いという。
短篇がほとんどのために雑誌での活躍が多く、またいくつかの名作は数々のアンソロジーに収録されているが、天城一単独の書は長らくなかった。2004年に日本評論社より初の天城一作品集である「密室犯罪学教程」が上梓された。

密室犯罪学教程・・・天城一の最初の短篇集。名作「不思議の国の犯罪」「高天原の犯罪」など摩耶正シリーズ全篇を収録。
島崎警部のアリバイ事件簿・・・PART1はダイヤグラム犯罪篇と、PART2は不可能犯罪篇として鉄道、アリバイ、密室などの数々。
宿命は待つことができる・・・幻の長編「宿命は待つことができる」と島崎警部ものの短編7篇+書下し短編「失われた秘策」。


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