アガサ・クリスティ(英、1890〜1976)
世界中に作品が翻訳され、愛読されている黄金期を代表する作家の一人。「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」など数々の代表作を持つ、ミステリの女王と呼ばれるにふさわしい作家。
「オリエント急行の殺人」や「ナイルに死す」など映画化された作品も多く、ポアロやミス・マープルなどのTVムービーも数多いく製作されている。
探偵はお馴染みのポアロ、ミス・マープル始めトミー&タッペンス、バトル警視、パーカー・パインなど多数。
作品はトリックやプロットで読ませるものが多い反面、極端にトリッキーなものは少なく、登場人物のさりげない行為や行動が犯罪とオーバーラップするような作品が多い。そのために文章も比較的平易で読み易く、マニア以外の読者にも受け入れられている。
一方でミステリ作家達やマニアからは、人物が描けておらずどの人物も同じように見えるとか筆力がないなどの批判もあるようだ。
現在全作品が翻訳され、ハヤカワミステリのクリスティ文庫で容易に入手できる。
長篇
スタイルズ荘の怪事件再読改訂しました。デビュー作、ポアロ初登場。きちんとした骨格の作品。
秘密機関…若きトミーとタペンスの冒険談。
ゴルフ場殺人事件再読改訂しました。舞台はフランス。ポアロの好敵手、ジロー刑事登場。
茶色の服の男再読改訂しました。地下鉄で死んだ男の事件を追って、南アフリカへ向かう冒険もの。
チムニーズ館の秘密再読改訂しました。南アフリカからロンドンにやって来た青年がバルカンの小国がらみの事件に巻き込まれる冒険もの。
アクロイド殺し再読改訂しました。トリックは賛否両論だが、今の世論は肯定的。
ビッグ4再読改訂しました。国際謀略物で評価はいまひとつ。
青列車の秘密再読改訂しました。豪華寝台列車ブルートレインの個室内での殺人に遭遇したポアロ。
七つの時計再読改訂しました。再びチムニーズ館を舞台に起きる殺人事件。
牧師館の殺人再読改訂しました。ミス・マープル長篇初登場。平和な田舎の村での平凡な事件。
シタフォードの秘密再読改訂しました。非シリーズ作品。トリックはなんだと思うかも…
邪悪の家再読改訂しました。海辺の邸エンド・ハウスでの怪事件。
エッジウェア卿の死再読改訂しました。陰険な貴族エッジウェア男爵が殺された。
オリエント急行の殺人再読改訂しました。映画化作品。結末を知っていても面白い。
なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?再読改訂しました。非シリーズもので、スリル&サスペンス味の濃い作品。
三幕の殺人再読改訂しました。世評はともかく、地味ながら秀作と思うが…
雲をつかむ死再読改訂しました。パリからロンドンの向かった旅客機の中で殺人が起きた。
ABC殺人事件再読改訂しました。いわゆるミッシング・リンクものの代表作。
メソポタミヤの殺人再読改訂しました。クリスティの夫の考古学者マックス・マローワンと共に行った発掘旅行がヒントになった作品。
ひらいたトランプ再読改訂しました。コントラクト・ブリッジを主題にした作品。
もの言えぬ証人再読改訂しました。資産家の老婦人の手紙は、死後2ヶ月近くたってポアロのもとに配達されてきた。
ナイルに死す再読改訂しました。映画化作品。ナイル川を下る船の中で殺人が…トリッキーではないが面白い。
死との約束再読改訂しました。「死海殺人事件」として映画化。
ポアロのクリスマス再読改訂しました。「もっと血にまみれた、思い切り凶暴な殺人」とのリクエストにより書かれた作品。
殺人は容易だ再読改訂しました。この作品のみに登場する元警察官ルークが、連続殺人かもしれない事件に巻きこまれる物語。
そして誰もいなくなった再読改訂しました。「サファリ殺人事件」として映画化。非シリーズ作品。孤島ものの傑作。
杉の柩再読改訂しました。田舎で起きた毒殺事件。容疑者の無実を信じる医師はポアロに調査を依頼。
愛国殺人再読改訂しました。この先品も地味ながら好きです。
白昼の悪魔再読改訂しました。「地中海殺人事件」として映画化。物語の舞台としては都合よすぎる感も。
NかMか…中年となったトミーとタペンスの戦時中の活躍談。
書斎の死体再読改訂しました。ミス・マープルの第二長編。オーソドックスかつ伝統的な作品として書かれた。
五匹の子豚再読改訂しました。16年前に起きた殺人事件の真相を探るポアロ。
動く指再読改訂しました。リムストックの村での事件に挑むミス・マープル。
ゼロ時間へ再読改訂しました。非シリーズで、殺人に至るまでの要因を描く、執筆当時としては異色作。
死が最後にやってくる再読改訂しました。古代エジプトを舞台に、墓守一家におきる連続殺人事件を描く、歴史風俗ミステリ。
忘られぬ死再読改訂しました。英国情報部員レイス大佐が活躍する作品。
ホロー荘の殺人再読改訂しました。トリックやプロットはいいのだが、ポアロは脇役。
満潮に乗って再読改訂しました。犯人といい動機といい、巧みに張られた伏線とともにクリスティの面目躍如。
ねじれた家再読改訂しました。「無実はさいなむ」とともに、クリスティ自身がもっとも満足したと述べた探偵小説。
予告殺人再読改訂しました。ミス・マープルの活躍する、いかにも保守的な村でおきる殺人。
バグダッドの秘密…中東バグダッドを舞台にしたノンシリーズの冒険談。
マギンティ夫人は死んだ再読改訂しました。旧知の警視から、家政婦マギンティ夫人殺しの再捜査を依頼されたポアロ。
魔術の殺人再読改訂しました。旧友に頼まれて、その妹を訪ねたミス・マープル、それを待っていたかのように起きる殺人。
葬儀を終えて再読改訂しました。億万長者の葬儀の後で、出席者の一人が億万長者は殺されたんでしょうと発言し…クリスティ中期の傑作。
ポケットにライ麦を再読改訂しました。ミス・マープル怒りに燃える。ミス・マープルが行儀作法を教えた娘が殺された。
ヒッコリー・ロードの殺人再読改訂しました。ミス・レモンの姉ハバート夫人が管理人をしている学生寮で殺人が…
死者のあやまち再読改訂しました。女流推理作家オリヴァ夫人の依頼で、田舎の屋敷のお祭りにやって来たポアロは…
パディントン発4時50分再読改訂しました。ミス・マープルの旧友が列車の窓から並行して走る別の列車内で殺人を目撃した。
無実はさいなむ再読改訂しました。クリスティ自身がもっとも満足する小説に選んだ一篇で、映画「ドーバー海峡殺人事件」の原作。
鳩のなかの猫再読改訂しました。英国屈指の名門女子校で起きた殺人事件。その裏には中東の国の革命が関係していた。
蒼ざめた馬再読改訂しました。オカルト趣味をクリスティが書くとこうなる。
鏡は横にひび割れて再読改訂しました。「クリスタル殺人事件」として映画化。「書斎の死体」事件の舞台となった屋敷で、今度は殺人が…
複数の時計再読改訂しました。題名の通り時計だらけの部屋で殺されたは身元不明の男で…
カリブ海の秘密再読改訂しました。西インド諸島で静養中のミス・マープルが殺人事件に遭遇。
バートラム・ホテルにて再読改訂しました。エドワード朝時代そのままのバートラム・ホテルに滞在するミス・マープルの見たものは…
第三の女…自分が犯したらしい殺人について…とポアロのところへ相談に来た若い娘は…
ハロウィーン・パーティ…ハロウィーンのパーティで少女が無惨にも殺された。
復讐の女神…「カリブ海の秘密」の続編で、最後の書かれたマープルもの。
象は忘れない…アリアドニ・オリヴァ夫人とともに12年前の心中事件の真相を追うポアロ。

短篇集
ポアロ登場再読改訂しました。ポアロもの14篇を収録。
火曜クラブ再読改訂しました。ミス・マープルがはじめて世に出た短篇集。マープル物13篇
ヘラクレスの冒険再読改訂しました。ポアロが自身の名前エルキュールにちなみ、ヘラクレスの12の難業に挑む。
クリスマス・プディングの冒険…5篇のポアロ物(中篇3、短篇2)とミス・マープルもの1篇で構成。
死人の鏡…1930年代に書かれたポアロものの中篇4篇を集めた中篇集。
黄色いアイリス…ポアロもの5篇、パーカー・パインもの2篇、ミス・マープル1篇、ノンシリーズ1篇所収の選集。
教会で死んだ男…ポアロもの11篇、ミス・マープル1篇、怪奇もの1篇所収の日本で編まれた短篇集。
パーカー・パイン登場…新聞広告を見て訪れる人々の悩みを聞き、不幸を取り除いて幸せにするパーカー・パイン氏の短篇集。
おしどり探偵…トミーとタペンスものの第2作で、唯一の短篇集。
謎のクィン氏…ハーレ・クィン氏とサタースウェイト氏による連作短篇集。

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