歴史の勉強

江戸の切絵図を見ると、あっちにもこっちにも松平の名が見える。それほど松平姓を名乗る大名や旗本は多かった。いうまでもなく家康が徳川姓を名乗る前は松平姓であったから、江戸時代には特別な姓であった。
しかし、もともと徳川姓と松平姓は関係はなかった。徳川氏は上野国新田郡得川(徳川)郷から起こり、清和源氏新田氏流であるとする。
一方の松平氏は三河国賀茂郡松平郷を発祥としている。この松平氏と徳川氏が合流したのは、徳川氏から出た親氏が遊行僧として三河に流れ、松平家の娘婿となり、江戸期の徳川氏の系図ではこの親氏を松平初代とする。親氏から数えて九代目が家康で、徳川に改姓し幕府を開いた。
三河時代の累代からは「十八松平」ともいわれる多くの分家が出て、松平氏の発展に寄与した。また家康の二男秀康を祖とする越前松平家、家康の生母於大の方の再嫁した久松松平家、保科、鷹司、越智の各松平家などのほか御三家の分家にも松平の姓が与えられた。
さらに賜姓松平として奥平、戸田など譜代大名7家、前田、島津、伊達、細川、黒田、浅野など外様大名13家も松平姓を名乗った。

●松平氏概説
  (一)徳川氏と松平氏
  (二)松平氏の基礎を築いた三代
  (三)安祥時代の松平氏
  (四)清康による三河平定
  (五)今川氏の属将として
  (六)家康の登場

●家康以前の松平氏八代

●松平家一覧
  徳川宗家、御三家、御三卿、御三家系松平家
  三河十八松平
  徳川庶流松平(越前、保科、越智、久松、鷹司)
  賜姓松平

●松平家総覧(松平各家人名録)
  竹谷松平家
  形原松平家
  石川松平家
  大草松平家
  五井松平家
  深溝松平家
  滝脇松平家
  鵜殿松平家
  藤井松平家  分家信通系  分家忠晴系
  三木松平家
  越智松平家
  鷹司松平家
  奥平松平家
  大須賀松平家
  戸田松平家
  松井松平家
  依田松平家
  本庄松平家

●松平家の騒動
  松平日向守忠之

松平氏略系図(青丸数字は松平宗家歴代)

参考文献:徳川・松平一族の事典(東京堂出版)、江戸三百藩主人名事典(新人物往来社)、東海の名族興亡史(新人物往来社)、戦国大名系譜人名事典東国編(新人物往来社)、日本史諸家系図人名辞典(講談社)、歴史読本・歴史と旅各誌、関連ホームページ

平22.2.22…松平氏のページを開設
平22.3.15…松平家一覧を追加
平22.3.31…松平家総覧に形原、石川、大草、滝脇、鵜殿各家を追加
平22.7.1…松平家総覧に本庄家を追加
平22.8.26…松平家総覧に戸田家を追加
平22.10.16…松平家総覧に五井、深溝、藤井、三木各家を追加
平22.10.23…大名騒動禄に松平忠之を追加
平23.1.20…松平家総覧に鷹司、大須賀各家を追加
平23.3.15…松平家総覧に竹谷、越智各家を追加
平23.5.1…松平家総覧に松井、依田各家を追加
平26.3.12…松平家総覧に奥平家を追加

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